大きなホタルのような優しい光|EDOHOTARU
2012年ロンドンで開催されたオリンピックの聖火トーチも手がけたイギリスを代表するデザイナーであるバーバー&オズガビー。
エドワード・バーバーとジェイ・オズガビーの2人が、1996年にロンドンで結成したデザイナーデュオです。
ロンドン五輪と同年、エドワード・バーバーは日本を旅し、知人を介して、株式会社オゼキの工房を訪ねました。
和紙と竹ひごを用いて生み出される岐阜提灯の伝統工芸に魅了された彼は、提灯の技法を生かしたモダンなオブジェの可能性を追求することになります。
試行錯誤の末、2年以上の歳月をかけた2015年秋、ロンドンデザインウィークで「HOTARU」として新作を発表しました。
提灯の特徴である軽くて畳める特性を生かした大きなフォルムに、シャボン玉を2つ繋げ中央にくぼみを入れたデザインや海に浮かぶブイから連想したシンプルなデザインを駆け合わせ、組み合わせて設置すると大きなホタルのようだったことから名付けられました。
2019年秋には、東京・表参道にて、エドワード・バーバーが自分たちの手がけたプロダクトを発表し、「HOTARU」も紹介されました。
ロンドンで先行販売されている「HOTARU」を、日本国内向けに「EDOHOTARU」として発売されています。