暮らしの中のあかり。
住宅照明の基本は、あたたかな色の光を用い「お部屋の用途」「生活シーン」「生活スタイル」に合わせ、ここちよい光をデザインすることです。
夜はあたたかかな光で落ち着いた空間をつくるため、色温度の低い光源(色温度2,800K~3,500K)を用いることが重要です。
さらにスイッチ調光器を併用すれば、生活スタイルにあった優しい光空間が得られるでしょう。
それでは、夕方から就寝までの光の変化を見てみましょう。

5:00 pm 夕方
お子さんの為のリビングのあかりと、夕食準備のキッチンのあかり

6:00 pm 夕食
料理を美味しく、家族団らんのためのペンダントのあかり

8:00pm くつろぎ
落ち着いた雰囲気の中、語らいの時間 (シーリング:60%、ブラケット、スタンド)

11:00 pm 就寝前
ブラケット、スタンドの光量を落とし、良質の睡眠にいざなう

12:00 am 就寝
ブラケットを調光し、常夜灯として使用
このように様々な生活シーンに応じて、光を上手く活用することが重要なのです。
時間やシーンに応じて使い分けることで、あかりは暮らしを豊かにします。
注目すべきは、器具のデザインよりも、光のデザインなのです。