フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライトロビー

ROBIE|ロビー

ロビー 1は、フランク・ロイド・ライトの初期の建築様式であるプレイリースタイル(草原様式)を代表する住宅、フレデリック・ロビー邸(1908年シカゴ)のリビングルームのためにデザインした、木とガラスで構成されたブラケットライトです。
ライトは、この照明に軽快感―無重力感を与えるために、幾何学的に創り抜かれた木のブロックでガラスグローブを巧みに支持するデザインを考案しました。
リビングルームの意匠に合わせて、部屋の両側に連続配灯去れた効果の見事さは云うまでもありませんが、1灯だけ取り出してみても、アート作品と呼べるほど完成度の高いデザインです。
復刻にあたっての調査中、シカゴ大学に保管されていた建築当初のオリジナル器具を発見するという幸運に巡り合わせ、ディティールに至るまでの正確な復刻が可能となったそうです。

ROBIE|ブラケットライト

フランク・ロイド・ライト タリアセン1

ROBIE|ロビー

ロビーシーリングは、フランク・ロイド・ライトによる住宅建築、フレデリック・ロビー邸(1908年シカゴ)のリビングルームのためにデザインされたブラケットライトのデザインエッセンスを取り入れたシーリングライトです。
水平線を強調したフレームデザインは、初期の建築様式であるプレーリースタイル(草原様式)を彷彿とさせます。

ロビー1 ミニは、ロビー1の素材はそのままに、日本の住宅にも使いやすい大きさにスケールダウンされています。
ブラケットやペンダント、フロアランプが揃います。

ROBIE|シーリング、ペンダント、フロアランプ

DESIGNER|フランク・ロイド・ライト / Frank Lloyd Wright(1867-1959)
フランク・ロイド・ライト

フランク・ロイド・ライトは、1867年にアメリカ合衆国ウィスコンシン州に生まれました。
母親は、彼が生まれる前からお腹の中にいる子は偉大な建築家になるものと信じて疑わなかったそうで、教育熱心でした。
幼稚園の革新的なカリキュラムの基礎となる教材を用い、基本的な幾何学的図形とフォルムで平面や立体を構成して遊びました。
幼少期のその経験がデザインへのアプローチに影響を与えたそうです。

敬愛する師匠であるルイス・サリヴァンの下から独立した1893年から1910年までの17年間に、計画案も含め200件近い建築の設計を行い、プレイリースタイル(草原様式 Prairie Style)の作品で知られるようになりました。 プレイリースタイルの特徴は、当時シカゴ周辺の住宅にあった屋根裏、地下室などを廃して建物の高さを抑えたこと、水平線を強調した佇まい、部屋同士を完全に区切ることなく、一つの空間として緩やかにつないだことなどがあげられます。1906年のロビー邸はその代表作品です。

1930年代以降のカウフマン邸(落水荘)、ジョンソン・ワックス本社ビル、グッゲンハイム美術館など、彼の代表作となっています。
ライトの人生の最後の10年間は、多くの機会に恵まれ天才的な創造力は衰えることなく、ますます強力になりました。
そこから溢れ出る多様なスタイル、アイディア、空間コンセプト、およびイノベーションは尽きることがありませんでした。
フランク・ロイド・ライトの数々の建築作品は、世界遺産として次代へ受け継がれています。