フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト ストラー

STORER|ストラー

ストラーは、テキスタイル・ブロックハウスのひとつ、ジョン・ストラー邸(1923年ロサンゼルス)のためにデザインされました。
垂直に立ち上がったスチールフレームの上にはめ込まれたシンプルなガラスの立方体が周囲のコンクリートの建物との調和的対比を創りだしています。

STORER

TALIESIN 3、TALIESIN 4

フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト タリアセン1

TALIESIN 1|タリアセン 1

タリアセン1は、ウィスコンシン州、スプリング・グリーン、タリアセンにあるフランク・ロイド・ライトの夏の家のためにデザインされた照明器具です。
ライトの建築造形形態のひとつである方形屋根がデザインに取り入れられ、まるでタリアセン内部に小さな建物があるかのように見えます。
この照明器具は、ライトのクライアントにも気に入られ、以降彼の設計した住宅でもしばしば使用されることになりました。

TALIESIN 1

DESIGNER|フランク・ロイド・ライト / Frank Lloyd Wright(1867-1959)
フランク・ロイド・ライト

フランク・ロイド・ライトは、1867年にアメリカ合衆国ウィスコンシン州に生まれました。
母親は、彼が生まれる前からお腹の中にいる子は偉大な建築家になるものと信じて疑わなかったそうで、教育熱心でした。
幼稚園の革新的なカリキュラムの基礎となる教材を用い、基本的な幾何学的図形とフォルムで平面や立体を構成して遊びました。
幼少期のその経験がデザインへのアプローチに影響を与えたそうです。

敬愛する師匠であるルイス・サリヴァンの下から独立した1893年から1910年までの17年間に、計画案も含め200件近い建築の設計を行い、プレイリースタイル(草原様式 Prairie Style)の作品で知られるようになりました。 プレイリースタイルの特徴は、当時シカゴ周辺の住宅にあった屋根裏、地下室などを廃して建物の高さを抑えたこと、水平線を強調した佇まい、部屋同士を完全に区切ることなく、一つの空間として緩やかにつないだことなどがあげられます。1906年のロビー邸はその代表作品です。

1930年代以降のカウフマン邸(落水荘)、ジョンソン・ワックス本社ビル、グッゲンハイム美術館など、彼の代表作となっています。
ライトの人生の最後の10年間は、多くの機会に恵まれ天才的な創造力は衰えることなく、ますます強力になりました。
そこから溢れ出る多様なスタイル、アイディア、空間コンセプト、およびイノベーションは尽きることがありませんでした。
フランク・ロイド・ライトの数々の建築作品は、世界遺産として次代へ受け継がれています。