おいしいね、が見えるあかり
「いただきます!」の目の輝き。
大切な人のおいしい笑顔が大好きです。
おいしい食卓のあかり
食卓は、おいしいねの笑顔がはじけ、一日の出来事などを語らう家族のコミュニケーションの場所。
毎日の食事をゆったり味わい、おいしく演出するのに、あかりはとても重要です。
理想はレストランのライティング。
食欲を駆り立てる赤や黄色などの暖色系を引き立てて美味しそうに見せてくれる、あたたかみのある光色の電球がおすすめです。
あたたかみのある電球色なら、お料理がおいしそうに見え、グラスやカトラリーもきらめきます。
集光性が高い光源なら陰影がさらに強く現れるので、食卓をドラマチックに演出できます。
基本は、食事。
でもそれ以外の用途も考えましょう。
住宅のダイニングテーブルでは、朝食、昼食、夕食、ホームパーティーなどの様々なシチュエーションで食事がされます。
さらに、食事以外でも例えば子供の勉強や読書、お菓子作りなど立った姿勢での作業や、花を活けるなど長いものを扱う趣味の作業台として用いられる場合もあります。
このようにダイニングテーブルはさまざまなシチュエーションで色々な用途に用いられています。
色々な用途を考慮して、照明を選ぶことも大切です。
ペンダントが断然、おすすめです。
ペンダントの位置は、向い合って会話をする時に視線の邪魔にならず、見上げた時に中のランプが見えない高さがベストです。
余ったコードは、住まいのサイズに合わせてちょうどの長さに加工すると、見た目がスッキリします。
シンプルスタイル
とってもシンプルなスタイルです。
2~4人掛けの小ぶりなテーブルにおすすめです。
ペンダントライトの位置決めがポイント!
椅子に座った時、ペンダントライト自体が視線の邪魔でないか、見上げると光源が視界に入って眩しくないかを注意してください。
多灯吊りスタイル
大きなテーブルだと、1灯だけでは光が十分に行き届かないため、多灯吊って明るさのバランスをとります。
ペンダントの多灯吊りは、ひとつひとつのペンダントの位置、高さ、間隔などのバランスが難しいので、プロに相談することをおすすめします。
スッキリスタイル
テーブルの上の空間をスッキリさせたスタイル。
スポットライトは多灯使いにし、テーブルや植物などポイント目掛けて照らします。
配線ダクトレールを使用すると、1つの配線で照明を何灯も取り付けることができます。また、照明器具の位置も替えることができます。
ペンダントは、テーブルの中心に。
ペンダントはテーブルの中心に。が基本です。
テーブルとペンダントの位置がずれると、見栄えも悪く、テーブル全体に光が行き届かないなどの支障がでてきます。
また、ホームパーティーや模様替えなどでテーブル位置を大幅に変えるような場合には、ペンダントによる照明はお勧めできません。
そして、食卓にペンダントライトを取り付ける際に気をつけたいポイントは、吊り下げる高さです。
高すぎるとまぶしさを感じ、低すぎるとテーブルの端まで光が当たらず、影ができてしまいます。
テーブル面から600~800mm離れた位置にシェードの下部がくることが理想的です。
ルイスポールセンPH 5
ダイニングにおすすめです。
PHシリーズの照明器具は、たいへん有名で、インテリア雑誌を見れば、おしゃれで素敵なダイニングの照明に使用されている写真をよく見かけます。
当店がおすすめする、ダイニングの照明器具は、北欧デンマークのルイスポールセンのPH 5です。
PH 5は、デンマークのポール・ヘニングセンというデザイナーによって、1958年に発表されました。
ルイスポールセンの中でも、特に有名なこのPH 5。
PH 5 は、眩しさを感じさせないように電球全体を覆いながら、光が効率よくテーブルに降り注ぐようにシェードのシェイプが計算されています。
さらに、PH 5 Classicは、人の目が心地よく感じる光の色を作り出すため、シェードの内側は、赤や青に彩色されています。
この2色による彩色は、昼が夜に移ろってゆく薄明かりの夕刻。
一日のうちで、 最も美しい光が降り注ぐ時間帯を過ごすに相応しい照明として、
「暖かみと爽やかさを併せ持つトーン」の光をつくりだそうとしたポール・ヘニングセンの意図があり、食卓用のペンダントとして考案されました。
どんなインテリアにも馴染むデザインは、今でも古さを全く感じません。
だからこそ、今でも世界中で愛され続ける照明の名作なのです。