フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト フランク・ロイド・ライト タリアセン2

TALIESIN 2,3,4|タリアセン 2,3,4

世界的な建築家 フランク・ロイド・ライトは、間接光の美しさに魅了され、自身が設計した米国ウィスコンシン州のタリアセンの劇場のために木製のボックスと遮光板で構成したぺンダント照明をデザインしました。それ以来、さまざまな空間にあわせて光の彫刻のように同様のデザインを応用しました。
建築の素材は本来、それが建てられる土地の素材を用いるべきだとライトの考えに基づき、プロジェクトに応じて多くの木素材が用いられましたが、復刻品ではチェリー、オーク、ウォルナット、チェスナット(ブラック)の4素材。インテリアの雰囲気に合わせてお選びいただけます。
ライトは特にタリアセン2を気に入っており、自身の書斎にも使用していたそうです。

タリアセン2は、心地よい間接光が広がって周囲を包みます。バランスのとれた幾何学的なシルエットと光と影が織り成すコントラストによって、その美しさが際立ちます。
消灯時においても抽象彫刻のようなフォルムは、空間に圧倒的な存在感を放ちます。リビングや寝室、書斎などあらゆる空間におすすめです。
小さいサイズのタリアセン3、タリアセン4もございます。

TALIESIN 2

TALIESIN 3、TALIESIN 4

TALIESIN |ブラケットライト

フランク・ロイド・ライト タリアセン1

TALIESIN 1|タリアセン 1

タリアセン1は、ウィスコンシン州、スプリング・グリーン、タリアセンにあるフランク・ロイド・ライトの夏の家のためにデザインされた照明器具です。
ライトの建築造形形態のひとつである方形屋根がデザインに取り入れられ、まるでタリアセン内部に小さな建物があるかのように見えます。
この照明器具は、ライトのクライアントにも気に入られ、以降彼の設計した住宅でもしばしば使用されることになりました。

TALIESIN 1

DESIGNER|フランク・ロイド・ライト / Frank Lloyd Wright(1867-1959)
フランク・ロイド・ライト

フランク・ロイド・ライトは、1867年にアメリカ合衆国ウィスコンシン州に生まれました。
母親は、彼が生まれる前からお腹の中にいる子は偉大な建築家になるものと信じて疑わなかったそうで、教育熱心でした。
幼稚園の革新的なカリキュラムの基礎となる教材を用い、基本的な幾何学的図形とフォルムで平面や立体を構成して遊びました。
幼少期のその経験がデザインへのアプローチに影響を与えたそうです。

敬愛する師匠であるルイス・サリヴァンの下から独立した1893年から1910年までの17年間に、計画案も含め200件近い建築の設計を行い、プレイリースタイル(草原様式 Prairie Style)の作品で知られるようになりました。 プレイリースタイルの特徴は、当時シカゴ周辺の住宅にあった屋根裏、地下室などを廃して建物の高さを抑えたこと、水平線を強調した佇まい、部屋同士を完全に区切ることなく、一つの空間として緩やかにつないだことなどがあげられます。1906年のロビー邸はその代表作品です。

1930年代以降のカウフマン邸(落水荘)、ジョンソン・ワックス本社ビル、グッゲンハイム美術館など、彼の代表作となっています。
ライトの人生の最後の10年間は、多くの機会に恵まれ天才的な創造力は衰えることなく、ますます強力になりました。
そこから溢れ出る多様なスタイル、アイディア、空間コンセプト、およびイノベーションは尽きることがありませんでした。
フランク・ロイド・ライトの数々の建築作品は、世界遺産として次代へ受け継がれています。